無印良品津南キャンプ場

無印良品津南キャンプ場は新潟県ですが、長野に近い新潟県です。
滋賀県からは中央道経由と北陸道経由の2通りの経路がありますが、今回は北陸道経由で行きました。
名神米原JCTから北陸道に入り、福井、石川、富山を通過し、新潟県の上越で降りました。
ここから国道17号線を南下し、途中から292号線に入り、千曲川を目指します。
ここで新潟県から長野県に入ります。
国道117号線に当たったT字路を左折して、千曲川沿いに再度新潟県を目指します。
野沢温泉の入り口を過ぎ、道の駅栄のすぐ先に無印津南の看板があります。
信濃川にかかる橋の手前を左折して、山道を登る事6km、津南キャンプ場があります。
オートキャンプサイトはA〜Gまで198サイトあり、今回はC29でした。
サニタリー棟も近く、清潔でした。

場内はシャワーだけですが、近くに温泉が沢山あるので、出かけるときに風呂の準備もしていき、帰りに温泉に入って帰って来る方が良いと思います。
わざわざ山を降りていくと大変です。
今年から、山伏山森林公園も無印の管理となり、バンガローやコテージ、テントサイトも利用できます。
薬師湖の向こうに見る山伏山は大変良い景色です。
薬師湖ではローボートやカヌーに乗れますし、ルアーによる釣りができます。
餌釣り池はキャンプ場内にあり、結構大物を釣っている人がいました。
魚は虹鱒かな? 

津南キャンプ場をベースとした今回の観光記

今年は8月13日から16日までの3泊4日でした。

13日、今回のキャンプ場は少し遠いので、5時に起床し、したくの後すぐに出発しました。
全述のとおり、北陸道経由で、昼過ぎに津南着。

クアハウス津南で昼食をとり、キャンプ場へ。
手続きの後サイトへ行きましたが、これがまた広いサイトで思わず境界を探してしまいました。
寝床とリビングを設営し、どうも雨くさいなあと言う動物的な感で、リビングの前にタープを設置しました。
究極の1LDKキャンプです。
こんなに沢山資材を持ち込むので、車の中はもういっぱいです。

 

 

 今回、友人の千広君一家がたまたま同じ日に来ていましたので、1日目はバーベキュー大会と言う事で、お互い酔っ払いになっていました。


なお、予想通り17時過ぎから雨となりましたが、食事中はさほどひどくなかったため助かりました。
もちろんその夜はずっと雨でした。

14日、朝から雨です。

キャンプで雨ではどうしようもないので、とりあえず近くの町を散策にと言うことで十日町へ。
十日町は日本でも屈指の豪雪地帯との事。
まずは、雪と織物と信濃川がテーマの十日町市博物館へ。
市営のため大人200円と低料金です。
何かの本で見たことのある、縄文時代の火焔型土器が展示していました。
縄文時代の生活の様子や、昔の十日町の生活がよく分かる博物館でした。


(博物館のパンフレットより)

織物の越後縮(えちごちぢみ)の説明がありましたが、そこでふとひらめきました。
そう言えば、萩原健一と水谷豊が出演していた”傷だらけの天使”で、共演の坂口良子の役名が”ちぢみ”で、出身が新潟の十日町だったなあ。
それで雪の十日町音頭とか言う題で、雪の中で踊っているシーンがあったっけ。
しかし、何でこんな昔の事を覚えているのだろうか。
まずいぞ、そろそろボケがはじまったかな!

で、その後グリーンピア津南へ、何かいい事ないかなと言ってみました。
しかし雨のため、屋外施設は使えないのでホテルの中はいっぱいでした。
こういう時のあきらめは早いので、ホテルを後にしてとりあえず津南駅へ。
ここは、駅舎の中に温泉がある珍しい駅ですが、真昼間から温泉と言うわけにも行かないので、ふむふむと納得した後、近くの食堂で昼食としました。
芸能人のサインがかざっていましたがPUFFYと書いてあったのでパフィーなんだろうなあ。
その後、野沢温泉に行こうと言うことで信濃川沿いを走り、一路野沢温泉へ。
ここも雨のため、”ここが野沢温泉か!”程度に歩いてキャンプ場へ戻りました。
そして雨の中、1LDKの施設の中で夕食をとり、ポータブル電源でビデオを見てその日は就寝となりました。
この夜はすごい雨で、”おそらく注意報か警報が出ているだろうな!”と言いながら寝ていました。

翌15日、朝方雨。

信濃川は前日とは変わって、濁流です。
茶色の水がものすごい勢いで流れていました。
そう言えば結構降ったもんなあ!
今日も1日雨かと思いましたが、その後晴れ間が出てきました。
しかし山には雲がかかっているので、取りあえず117号から353号を通り、関越自動車道の塩沢石打へ行きました。
ここから越後湯沢の方をみると、やはり山には雲がかかっている様子。
それでは山はあきらめ海へ行こうと、一路新潟へ関越自動車道を北上しました。
関越道から北陸道へ入り、新潟西ICで降り、そして新潟市水族館マリンピア日本海へ。

マリントンネルでは頭の上を魚がおよいでいます。
そしてイルカのショーを見ました。

この水族館には、目つきの悪い、岩とびペンギンもいました。
上の右の写真は、空を飛ぶ1200円のヘリューム入りイルカです。
多分、手を離した子供は、お母さんにこっぴどく叱られていることでしょう。
津南では寒いくらいでしたが、新潟は気温35度。
もううだる様な暑さです。
やはり夏は涼しい山がいいなあ。
と言うことで涼しさを求めて、市内の伊勢丹へ。
ここで昼食をとり、ついでにバーゲンセールで買い物をしました。
しかし津南から新潟までは結構遠いですよね。
何でこんなところまで来たのかなあ。
ところで新潟市内を流れている川も信濃川です。
と言う事は津南から120〜130km信濃川も流れているのです。
津南の信濃川は茶色の濁流でしたが、新潟の信濃川は普通でした。
途中で浄化されたのか、薄まったのか、それともまだ到達していないのかどっちかなあ?
で、雨の降る津南へ、またもや小雨の中夕食となり、本日も終了しました。

16日は朝から良い天気です。

朝食の後、早めにテントを片付け、津南の向日葵園へ行きました。
その名の通り、向日葵がたくさん咲いていました。

顔のある向日葵があり、これがみんな笑ったら怖いだろうなあ。
まるでマタンゴ状態です。
これが分かる人は歳が分かりますねえ。
たしか、東映か東宝の映画で、得たいの知れないマタンゴというのが襲ってくるのですが、こんな感じだったと思います。

その後越後湯沢へ行き、ロープーウエーで湯沢高原アルプの里へ登りました。
166人乗りのでっかいロープーウエーのため、待ち時間も無く、すぐに登れました。
これだけの人数が乗っていたら、落っこちても心強いものです。
高原の上にはバスがあり、場内移動に利用できる様になっていました。 

 

 

また、サマーボブスレーというものがあり、全員乗ってみました。
延長706mもあり結構面白かったですよ。

やはりブレーキをかけないのが正解です。
しかし体重を片方のお尻にかけると、乗っている台(名前がわからない)が傾きます。
体重も左右均等にかけて、突っ走るのが面白いと思います。
普段から安全運転の私は、ほとんどブレーキをかけることも無く、スムースに疾走しました。

高原からは、越後三山や谷川岳等眺めも良く、越後湯沢やガーラ湯沢などの町並みも良く見えました。
高原にはラベンダーが咲き、ゆっくり散策できたら良いところです。
今回は時間が無かったので残念でした。
早々に下山し、津南へ戻る途中で遅い目の昼食をとり、いよいよ帰路へつきました。
中央道は混んでいるかもしれないので、来た道と同じ、北陸道経由で帰りました。
津南を出たのが16時頃でしたので、買い物をしながらの道筋のため、帰宅は23時30分となりました。
家に帰って見ると、玄倉川での水難事故や大雨のニュースにびっくりしました。
自然を甘く見るといけませんね。(ダムの放水は自然では無いけど。)
しかし放水前にはサイレンがなるよなあ。
今回は谷川岳登山をメインにしていましたが、天気の都合で行けませんでした。
次回、また計画して見たいと思います。